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岡本博のEXCITED!NEWS

2019年7月13日更新

連載 第13回
Triumph TR3A

こんにちは、岡本です。

 

もう7月の中旬だと言うのに東京は肌寒いです。今日は雨が降らないようなので、修理に出しているTriumphを引き取りに行く予定だったのですが、朝から寒いので慌ててA-2を着ちゃいました。

さっき車を取りに行ったら、普段ウチの服を着てくれてる工場の人に「そのリンガーTが欲しい」なんて言われちゃいました。このリンガーTはアメリカ屋さんの別注なんです。毎年色のコンビネーションを変えて別注してもらってます。だからワシのところには無いから、今度アメリカ屋さんの高橋店長に頼まなきゃです。

ワシはリンガーTが好きなので、毎年2~3枚売ってもらってます。今日みたいにフライトの下に合わせてもいい感じでしょ?A-2やMA-1なんかの下によく合わせてます。

皆さんも気に入ると思いますよ!

 

せっかくなので、今日取りに行ったTriumphを紹介しましょう。

ワシのは1958年製「TR3A」っていうモデルです。この「TR」とはTriumph Roadsterのイニシャルに由来します。1952年にTR1が発表されこのTR3Aは1957年から1961年まで生産されました。

TR3はワシが乗っているTR3Aと1962年に対米輸出用に開発されたTR3Bがあります。

実はこの前にも同じ車種を持っていたのですがコンディションが悪すぎたので買い換えました。

 

どうです?カッコいいでしょ?ワシはこのクラシカルな曲線美が大好きなんです。ヘッドライトもインパクトあるでしょ?ウチの田辺が「ケロヨンみたいですね」なんて言うもんだから「感性を磨け!」って言ってやりましたよ。アメ車とは違いヨーロッパの雰囲気がたまらないんです。

前のTR3Aの調子が悪くてずっと海外の在庫を探し回っていたんです。でようやくポーランドで見つけました。前のとは比べ物にならないほど程度がバツグンで、エンジンは一切手を入れる必要が無かったです。

Triumphはイギリスの車ですが、ワシのは北米仕様。ハンドルは左です。

 

アメリカに輸出されてアメリカのナンバーが付いたままでポーランドで売っていたんです。

 

カルフォルニア州ですね。青いナンバーって事は1970年代のナンバーかな?

その頃のオーナーがラリーレースに出場していた様で、レースの出場記念プレートが何枚も貼ってあります。

 

プレートには年号も刻印されていて、1958年~1962年の間レースに出場していた様です。

アメリカのラリーレースや耐久レースなどで好成績を残していたTriumphのTRシリーズは、1950年代の中ごろにはイギリスの代表的なスポーツカーメーカーとして人気が上がったんです。

ワシの車に付いているプレートがどんなレースかは分かりませんが、その頃の走りがどんなだったか見てみたいものです。

 

排気量は1991cc。直列4気筒OHVエンジンです。トランスミッションは4速MTです。

エンジンルームに装着してあるVINナンバーのプレートも長い年月でエイジングしてます。

 

2L程度の排気量ながら、アクセルを踏み込んだ時の力強さはとっても魅力です。

コブラの方が荒々しい走りをしてくれますが、この車もブンブン走ってくれます。

走りもそうですが、やっぱりワシはボディーの美しさにやられちゃってますね。基本的にはアメ車が好きだけど、この車だけはどうしても持っていたかったんです。長く付き合っていきたい1台ですね。

 

さてさて、自宅に来客があるから早めに帰らなきゃ。

それでは


アメリカ屋別注トイズマッコイリンガーTは、インターネット通販でもお買い求めいただけます。


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